
前回まで、ソウルのグルメ、ショッピングとご案内して来ましたが、ソウルの楽しみ方は、他にもまだまだ沢山あるんです♪今回は、それらをまとめてご紹介いたします!
世界遺産や古宮の観光
ソウル市内の世界遺産は、以下の3ヶ所です。
♦ 昌徳宮(チャンドックン)→広大な敷地の中に建物と自然の調和が美しい
♦ 宗廟(チョンミョ)→歴代の王と王妃の位牌が祀られ、荘厳で神聖な雰囲気
♦ 朝鮮王陵40基(チョソンワンヌンサシッキ)→歴代の王と王妃の墓(土葬)
古宮は、他にも 景福宮(キョンポックン)、徳寿宮(トクスグン)等、幾つかあります。
毎月最終水曜日は「文化のある日」に定められていて、古宮や博物館の一部が入場無料になるので、もし旅行日がその日に当たれば利用されてみて下さい。
宗廟
景福宮
伝統市場巡り
ソウル市内には、地元に根付いた伝統市場が各所にあります。代表的な所を挙げておきますね。
♦ 南大門市場(ナンデムンシジャン)
服、子供服、くつ、カバン、帽子、日用雑貨、文房具、アクセサリー等々…無い物が無いほどです。通りを歩くだけでも充分ですが、ビルの中に入るとまた違う雰囲気です。現地の観光案内所で、地図をもらうといいと思います。
♦ 京東市場(キョンドンシジャン)と 薬令市場(ヤンニョンシジャン)
この2つの市場は、同じエリアに隣接しています。
京東市場は、ソウル最大の青果市場で、魚肉、乾物等がずらりと並んでいます。薬令市場では、たくさんの韓方薬が売られています。(注※ “漢方”ではありません。漢方を韓国で独自に発展させたものだそうです)約700店もある市場内の薬屋で、問診して 自分に合った韓方薬を調合してもらうことも可能(有料)。
♦広蔵市場(クァンジャンシジャン)
市場全体が建物(アーケード)の中にあります。ショッピングはもちろん、昼間から屋台で食事をする人で賑わいます。
南大門市場
広蔵市場(農産物売場はどの市場でも見られる光景です)
踊りやショーを鑑賞
伝統舞踊をはじめ、韓国の伝統武術テコンドーを取り入れた物や、斬新なパフォーマンス等々…バラエティー豊かなショーがあります。
外国人に人気の、ノンバーバル(言語無し)のショーなら、言葉の心配御無用!ストーリー性はあっても分かりやすく、単純に踊りやコミカルな演技を楽しむことが出来ます。
チムジルバン
チムジルバンは「韓国式健康ランド」。市民の憩いの場で、予約も不要です。
基本料金は、入浴&サウナで 10000W前後。プラス1000W位払うと、Tシャツと短パンを受け取って、汗蒸幕(ハンジュンマク=窯のような形をしたサウナ)を利用出来ます。利用制限時間は12時間。
男女別フロア(浴場)では、アカスリやパックをやっています(有料)。他にも、よもぎ蒸し、産毛抜き、ネイルなど、すべて別料金ですが、いろんなサービスがあるのも面白いですよ♪
施設全体としては、男女別フロア(浴場)以外に、共用フロア(休憩所)、売店、食堂、仮眠室など有り。大きい施設になると、ジム、カラオケまで…(@.@) 老若男女問わず、長い時間まったりできます。休憩所では、シッケ(米から作る甘い飲み物)とゆで玉子を食べるのがお約束!?(←ドラマでよく出て来ます^^)
“せっかくソウルに来たのに、外を見て回らないともったいない!”と思われるかも知れませんが、寒いシーズンの旅行時などには、文化体験と思ってトライしてみるのも有りなのではないでしょうか。
地元色満点の 銭湯のような規模の所もありますけれど、旅行者の応対に慣れている大きめの施設が無難だと思います。
汗蒸幕
シッケとゆで玉子
<TIP>
明洞に、外国人観光客用のチムジルバンがあり、そこだと何倍もの高い料金を払うことになります。入浴→汗蒸幕→垢すり→パックのように体験コースになっていて、時間制限制で一通り終わると出て行くような物です。(私も以前旅行で来た時、サイトで予約して行ったことがあります…)
観光ガイドブックでもよく紹介されていますけれど、韓国の人たちが利用する普通のチムジルバンではないということを、知っておいて下さいね。
その他の楽しみ方
ソウルで一度は行ったり、やってみたらどうかな?と思うことは まだまだたくさんあります。でも仕方なく、あとは項目だけ・・・m(_ _)m
★韓服体験(有料で借り、古宮を散策することも出来ます)
★メイクアップスタジオ(韓服を着て、プロのカメラマンによる撮影)
★韓国料理作り体験(事前予約が必要)
★エステ、マッサージ
★占い、占いカフェ
★ドラマや映画のロケ地巡り
★夜景の名所で夜景鑑賞
★四季折々の花鑑賞(桜・紅葉) ・・・等々。
Nソウルタワーからの夜景
桜(西大門区)
紅葉(徳寿宮)
いろいろ体験して、ソウル旅行のお楽しみを見つけて下さいね。
なお、各主要観光スポットには「観光案内所」があります。「i」マークや「Information Center」の表示があり、周辺の観光案内地図が置いてありますし、質問にも答えてくれます。(日本語が通じるとは限りませんが)
また 観光ボランティアガイドも巡回しています。赤い服(ジャケット)に赤い帽子をかぶって2人組でいるので目につきます。
この人たちは 韓国語以外の言葉を話せる人が多いし、日本語の地図を持っていることもあるので、もし困った時に見かけたら助けてもらって下さい。
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