
今回からは、ソウル旅行のプランニングについてお話しして行こうと思います。最初は、航空券の購入です。
購入方法は 旅行の慣れ具合や予算によっても変わりますが、大きく分けると、自分で航空券と宿所を別々に探す、または両方がパックになったツアーを探す、の2つの方法があります。
ビギナーさんにはツアーがおすすめ
旅行会社のツアーといっても、出国~帰国まで全部のスケジュールが決められ団体行動するような物は、ほとんど見当たりません。
韓国の空港⇔ホテルの往復をお世話するだけで完全に自由行動、あるいは、空港⇔ホテルの往復もホテルのチェックインも全て自分でやるプランもあって、個人旅行と同様の物が多いようです。
何をしていいか分からなければオプショナルツアーがあったり、予算に合わせて ホテルの等級や フライト時間を選択する等、アレンジも可能です。
ツアー(航空券+ホテルのパック)の良い点は、ある程度ランクが上のホテル泊まりたい場合に、割安で宿泊出来るという点!個人で、同じ航空券とホテルを 別々に予約するよりもお得です。
オプショナルツアーを利用すれば、自分の行きたい所だけを選べますし、言葉や地理も分からず不安を抱えて行くより心に余裕が出来ます。
また、困った時には ツアー会社に連絡すれば良いので、ソウル観光ビギナーさんにはツアーでの参加をお勧めします。
LCC(格安航空会社)について
LCCとは、Low Cost Carrierの略で「格安航空会社」のことです。日本とソウル間も、すいぶんたくさんのLCCが飛んでいますよね。
ホテル付きのツアー参加にせよ、個人で航空券だけ購入するにせよ、いずれにしても航空会社を選択する必要があるので、少しLCCのお話しておこうと思います。
格安航空会社と言うだけあって、何と言ってもチケットが安いのが魅力♪
でも、ちょっと待って下さい!実はそれなりに いろいろな制約もあるんです。
LCCの特徴を挙げてみましょう。(以下、航空会社 または 航空券購入の料金によって違いがあります)
○ 航空券を安く買える
○ 片道だけの購入が可能(行きと帰りで行き先を変えられる)
○ お得なキャンペーンやセールを行う時がある(片道500円等!)
× 航空券購入後、フライト時間の変更不可、または有料
× 預入れ荷物、機内持込み荷物共に、手荷物の重量制限が低い
× 預入れ不可の場合もあり。預けたければ別料金が必要
× チェックインカウンターの締め切り時間が早い
× 搭乗ゲートが遠い場合がある
× フライトの遅延が多い(少ない機体数で運行する為 1ヶ所の遅延の影響を受け易い)
× 座席前後の間隔が狭い。広い席は追加料金が必要
× 機内食が出ない(事前予約が必要等、有料)
× 毛布、新聞、ドリンク、映画等のサービス無し
基本的に 機内食や毛布・ドリンク・映画等のサービスが無いのは、そのためにコストが安く抑えられている訳なので、仕方がありません。
機内では、ごく簡単な飲食物の販売はしています。においの強くない物、軽くつまめる物を、機内に持ち込んで食べることは可能です。(常識の範囲内でということになりますね)ドリンクも、搭乗フロアで買った物なら持ち込めます。
いろいろな制約はありますが、中でもLCCにするかどうかの決め手になるのは、手荷物の重量制限かもしれません。
一口に ソウル旅行と言っても、楽しみ方は千差万別ですよね。そんな中で “ショッピングを楽しみたい!” と思うなら、考える余地がありそうです。
何故なら LCCは 荷物の預け入れが出来ない場合もあり、出来たとしても15kg以下とか有料。機内持込みは10kgまでと、とても少ないからです。
ちょっと私事になりますが・・・私は、年に4~5回日本に帰っていまして、利用するのは毎回LCC。
しかも少しでも安くと思い、何ヶ月も前から本当に格安で買うので「預け入れダメ、持ち込み10kgまで」というチケットなんです(^^;)
機内に持ち込めるサイズのキャリアーで、片側は何も入っていなくてもすぐに 6~8kg。普通に物を買い込んで詰めたら、軽く10kgオーバーです。
なので 日本の食品を買って戻ろうと思っても、乾物(軽い物)がメインだし、好きな青じそドレッシングやポン酢など(液体)を買うことも出来ないんですね。
😀 「機内持ち込み液体の品目と規定」は こちらをご覧下さい☆
しかもLCC様、“ちょっとくらいオーバーしても…” が通用しないんですよ、これがまた。機内持込みと、預け入れの荷物、2つがある場合には、それぞれが重量制限以下に収まるまで、何度でも入れ替えさせられる位です。
・・・はい、話が逸れてしまいましたね。スミマセンm(_ _)m
さて、でも!
LCCでなければ、そこまで神経を使って買い物したり、重量計算をせずとも良いのではないでしょうか。預け入れ荷物だけで 20~23kg位までOKですし、プラス、機内持込み手荷物分があります。
結論的には、手荷物の重量制限が気になる場合は、LCCは お勧め出来ません。
また LCCは、シート間の間隔が狭く窮屈だとも言われます。しかしながら、日本の各地から 長くても2~3時間のフライトなので、単なる移動手段と割り切って、利用してみるのも悪くないかもしれませんね。
航空券を購入(選択)する上での参考にされてみて下さい(*^^*)
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