
今までで、ソウルがどんな感じなの所なのか、少しずつ分かって来られたのではないでしょうか。
さて 今回からは一歩進んで、日本を出発する為の手続きについて、お話しして行こうと思います。
まず ソウルに限らず、海外旅行に行くにはパスポート(旅券とも言う)が必ず必要ですね!これ無しには、日本を出国することが出来ません。
また、航空券を予約する時点で すでにパスポート番号が必要になるので、“旅行に行こうかな~” と考え始めた時点で、前もって準備しておくといいですよ。
念の為 すでにパスポートを持っている人でも、ソウルに旅行に行くには有効期限が「韓国入国の日付から3ヶ月以上」残っていなければなりません。一度確認してみて下さいね。(←領事館に確認した所、本来は有効期限が残っていれば韓国入国自体は可能とのことです。が、こう言われているのは 不法滞在を疑われたりしないよう、大事を取ってということのようです。)
<新規作成が必要な場合>
- パスポートの有効期限までの残存日数が3ヶ月未満
- パスポートの有効期限が切れている
- まだ一度も持ったことがない
このような場合は、新規作成が必要です。
ちなみに パスポートは「更新」ではない為、有効期間が切れてしまっていても問題ありませんのでご心配無く。すべて「新規作成」になります。その為、残存期間があっても持ち越しはされません。
それでは これから、「一般成人が 住民登録をしている都道府県で申請する」という、一般的な場合についてお話ししますね。
パスポート新規作成に必要な物
① | 一般旅券発給申請書 | 1通 | 窓口にある |
② | 戸籍謄本または抄本 | 1通 | 発行後6ヶ月以内 原本に限る |
③ | 住民票 | 1通 |
発行後6ヶ月以内 コピー可 但し「住民基本台帳ネットワークシステム」の利用を希望する人、住民登録している都道府県で申請する人は不要です
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④ | 顔写真 | 1枚 | 縦4.5㎝×横3.5㎝、顔の大きさ3.4㎜±2㎜ 縁無し、正面、無帽、無背景…等、規定どおりの物。写真裏面に名前を書く(表に文字が浮き出ないように注意) |
⑤ | 身元確認書 | 1つ又は2つ | 全て原本に限る |
A. マイナンバーカード(通知カードは不可)、運転免許証、パスポート(有効または失効後6ヶ月以内の物)等 ⇒1点でOK |
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B. 上記の物が無い場合 ア) 健康保険証、国民健康保険証、国民年金手帳 等 イ) 写真が貼ってある学生証、社員証 等 ⇒これらの内 ア)を2点 または ア)とイ)を各1点 |
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⑥ | 有効期限が切れていないパスポートを持っている場合は、そのパスポート(残存期間が90日未満の場合等。失効処理をする為です) |
申請に有効な 身元確認所の種類は細かくある為、主な物だけを挙げました。詳しい事は、各都道府県のパスポート申請窓口にお尋ね下さい。
以上の物が準備出来たら、自分が住民登録をしている「各都道府県のパスポート申請窓口」に持って行きます。(一部地域では、市町村の担当窓口で申請可能)
<TIP>
申請書のオリジナルに本人のサインがあれば、代理人申請も可能です。ただし、代理人も身分証明書が必要なので 持って行って下さい。
パスポートの受領に必要な物
新しいパスポートは、約1週間で発行されます。(土日休日は除く)そして 発効日から6ヶ月以内に、必ず本人が取りに行かなければなりません。(代理人× 郵送×)
① | 旅券引換証 | 申請の時に渡された受理票 |
② | 申請手数料 | 10年用 16000円 5年用 11000円 |
以上で、パスポートの申請から受領までが完了となります!
最後に・・・
パスポートは、外国に行く際 出入国に必要な物だとは認識していますが、
その中には 日本国外務大臣の名前で、「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、同人に必要な
保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」という “保護要請文” が記載されています。
海外において、自分の国籍、氏名、年齢等を証明する 国際的に通用する重要な証明書 なんですね!
ソウル旅行を楽しむ上でも、パスポートは重要な役割を果たします。
空港でのWi-Fiレンタル、免税店でのショッピング、免税店でなくとも外国人の為のTAX FREEサービスに加盟している店舗で免税サービスを受けられますし、万一の時の身分証明、等々・・・。
旅行中は常に持ち歩いて、失くしたり、破損(濡れたり、焼けたり)してしまうことが無いように、大切にされて下さいね(*^^*)
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