
ソウルの街を観光して回るのに一番使いやすいのは、何と言っても地下鉄です。ソウルの地下鉄は、中心街から郊外まで広い範囲に路線が巡らされているのでとっても便利。
利用方法は日本とほぼ同じですが、今回は改札を通るところまで、特に「交通カード」の購入ついて お話ししようと思います。地下鉄に乗るには「T-moneyカード」と「1回用カード」の2種類あるので気を付けて下さい。
1.入口を見つける(地下鉄マーク有り)
駅名は、ハングル・英語・漢字・カタカナでも書かれているので分かり易いです。(漢字とカタカナは駅による)
地下鉄は9号線まであり、各線別に色分けされて、統一されています。(1号線=紺、2号線=緑、3号線=オレンジ…)
そして各線の色の○の中に、白抜きで書かれている 3ケタの数字が「駅番号」です。1号線の駅なら1××、2号線の駅なら2××…となっている固有の番号なので、万一駅名を読めなくてもこの番号を見て乗り降りしたり、検索したりも出来ます。
ホームにも同じ番号があります。2号線 シンチョンの駅番号は緑色で「240」と表示されています。
また、出入口にある 色の無い○の中の数字は「出入口(출입구)番号」です。(上の写真の⑦は「7番出口」。看板にも表示有り)
その他、周囲に地下商店街が広がっている駅では、地上にある「地下商店街の出入口」から入っても、ほとんどの場合そのまま地下鉄駅まで連結しています。(商店街に入るので、案内表示を見ながら駅まで歩きます)
2.交通カードを購入 または チャージする
金額をチャージしながら繰り返し使える「T-moneyカード」と、乗車するたびに購入する「1回用カード」の2種類があります。
♥ T-moneyカードを購入する場合 ♥
⇒「T-moneyカード販売&チャージ機」で購入 /「1回用発売&チャージ機」では買えないので注意して下さい
T-moneyカード販売&チャージ機
※最初の画面でまず「日本語」を選択します。
①「T-moneyカードの購入」をタッチする
②購入したいカードの種類を選択する
一般カード 3000W、外国人専用カード(コリアツアーカード) 4000W、2枚組(ペアで本来価格より1000W割引) 7000W、ストラップ型 5000W のうちのどれかを選択します。
日本語を選択するとその4種類しか出て来ませんが、それ以外には、子供用、シニア用、カード紛失時にチャージしてあった金額が戻って来る補償付きカード(本人認証が必要なので旅行者は使用不可)があります。
😀 外国人のみの特典付き「コリアツアーカード」の詳細はこちらをご覧下さい☆
③選択したカードの金額(現金)を入れる
④カードを購入した後、必ず金額をチャージします。同じ機械で「交通カードのチャージ」をタッチしてスタート。(チャージの方法は、次の項目で説明します。)
♥ T-moneyカードを持っていても 金額のチャージが必要な場合♥
⇒「T-moneyカード販売&チャージ機」「1回用発売&チャージ機」でチャージ出来ます
※最初に「日本語」を選択します。
①「交通カードのチャージ」を選択する
②カードを置く部分に、カードの表が上になるようにセットする(磁気部分が下)
③チャージしたい金額を選ぶ
④選択した金額分の現金を挿入する(ウォンのみ使用可)
⑤チャージ終了の表示が出るまで しばらく待つ
⑥領収書が必要なら「領収書発行」をタッチする
♥ すでにT-moneyカードを持っていて 残額が充分にある場合 ♥
⇒そのまま改札へ
♥ 1回用カードで乗車する場合 ♥
⇒「1回用発売&チャージ機」で購入 /「T-moneyカード販売&チャージ機」では買えません
1回用交通カード
1回用発売&チャージ機
写真撮影時「日本語」に切り替えました
①2つのうち どちらかを選択
★「初乗り専用」-最低運賃(1350W)だと分かっていれば1番左
★「目的地の選択」-運賃がいくらになるか分からない場合は左から2番目
すると「駅番号」「駅名」「路線図」から行き先を選ぶようになっているので、下車駅を選びます。
😀 「1回用交通カード」購入方法の詳しい説明は こちらをご覧下さい☆
②金額が表示されるので、枚数を選び、お金を入れる
1回用の購入額には、カードの保証金として 500Wが上乗せされているので、最低運賃なら 1850Wを支払います。チャージ式T-moneyの100W割引は適用されません。
降車した駅にて「保証金払い戻し機」にカードを挿入すると、500Wが戻って来ます。
保証金払い戻し機
3.改札口を確認する
改札口が両方向とも共通なら問題ありませんが、方向によって別々になっている場合が多いので、気を付けて下さい。
改札口が分れている駅では、このような路線図で案内してくれています。
4.改札を通る
①T-moneyカードを、改札機のセンサーにしっかりタッチさせます。“ピッ”と音がして、基本運賃(上段)とチャージ残額(下段)が表示されればOK。
② “通せんぼ状態” になっているバーを押して進みます。(押すとバーが下方に回転する)バー無し改札も増えています。バー無し改札をカード無しに通過しようとしても、前方がバッと塞がれてしまいます。
ところで、もしも反対方面行きの改札から入ってしまったら、一度改札を出て改めて正しい方面の改札を通らなければなりません。
その場合同じ駅、同じ路線に限り5分以内であれば、1回のみ再入場が可能です。実は私、たまたまこの記事を投稿する前の日に改札を間違ってしまい、確認がてらやってみました^^; 元の改札で再びカードをタッチさせて出て反対側の改札から入りましたが、チャージされませんでした!
5分以上経っている、または間違った路線に入ってしまった場合には駅員に申し出る必要がありますが、駅員が常駐していないことも少なくありません。その場合は、改札口の横にあるゲートの「呼出ボタン」を押してゲートを通してもらいましょう。
このゲートは、荷物が大きくて バー式の改札を通れない時にも、利用出来ます。(実は開いたままになっていることも多い)
次回は、改札通過後からお話しいたします!
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