
韓国では、全国的に Wi-Fiスポットが網羅されています。ソウル市では、世界的なデジタル首都を目指すべく「全ての公共スペースをWi-Fiフリースポットにしよう!」という取り組みが、現在も着々と進められているほどです。
しかしながら、いくら韓国国内でサービスが充実しているとは言え、韓国の通信会社と契約している端末を対象にしているので、日本から自分のスマホを持って行っただけでは使用出来ません。
今回は、ソウルで Wi-Fiを利用する方法をお話しします。
A.空港にて
ソウルの空港に降り立ったとしても、自動的に使えるようにはなりません。設定画面から接続可能なものを選択すると 使用可能になります。(“Airport Wi-Fi” など)
B.宿泊施設にて
基本的には、使えると思っていて良いと思います。建物全体共通、または、階ごとや部屋ごとにパスワードが必要な場合がある
ので確かめて下さい。
C.市内観光中は
ソウルであちこち動き回っている間にもWi-Fi使用が必要な場合、方法はいろいろあります。
【予め日本でしておけること】
①ルーターを購入して持って来る
②国際ローミング契約をしておく
予めこのような準備をしておくと、韓国でも自分のスマホを使えるという大きな利点があります。
国際ローミング契約は、専用アプリをダウンロードしたり、○○パケットまで○○円等の料金制…その他いろいろあるので、各通信会社にお尋ね下さい。そして韓国到着後に、海外ローミングの設定が出来ているかを確認します。
【ソウルの空港で出来ること】
①スマホをレンタルする(SIMカードを含む)
自分のスマホでないので、慣れるのに時間が掛かるかもしれませんが、韓国のスマホを持てば、Wi-Fiエリアでどんどん繋がります。表示を日本語に直してもらうのを 忘れないようにしましょう。
<料金例(1日あたり)>
レンタル料金 3300W
データ料金 6600W(3G/LTE1G)
Wi-Fi only 2200W(レンタルした通信会社のFree Wi-Fiゾーンでのみ使用可)
②SIMカードをレンタルする
自分のスマホに 韓国の通信会社のSIMカードを取り付けて韓国のスマホのように使えます。ただし、韓国内に登録されている機種限定です。
<料金例(1日あたり)>
レンタル料金 無料。SIMカード保証金として10000W
データ基本料金 6600W(3G/LTE1GB)
Wi-Fi only 2200W
③ルーターをレンタルする
自分の携帯で、韓国国内どこでも、携帯電話・タブレット・ノートPC等複数のデバイスからインターネットに接続できる無線ルーターです。同時に複数人利用出来るので、数人のグループで1日行動を共にするならお得です。
<料金例(1日あたり)>
レンタル料金 3300W
使用料金 5500W
保証金10~20万Wが必要
**すべてのレンタル契約に必要な物**
♦ パスポート
♦ ICチップ付きクレジットカード(デビットカード不可)
**空港でのレンタル場所**
<仁川第1ターミナル>
1階 到着フロア | 5~6番出口の間 | 24時間 年中無休 |
6~7番出口の間 | ||
1階 到着フロア | 9~10番出口の間 | 6:00~22:00 年中無休 |
10~11番出口の間 |
<金浦空港>
1階 到着フロア | 1番ゲート右隣 入国ゲート前 | 6:30~23:00 年中無休 |
韓国の通信会社は、KT、SK、LGの大手3社があり、それぞれが空港でブースを構えています。サービスも料金も多少異なりますので、合う物を探してみて下さい。
【コンビニで出来ること】
KT社が提供する公共ネットワーク「olleh Wi-Fiスポット」のプリペイドカードを購入すると、そのスポット内で繋がります。日本のスマホを使えます。
1日(24時間)単位なので、必要日数分買えばOK。
1日 3300W、4日間 9900W、1時間 1100W があります。
olleh Wi-Fiは、街を歩きながら繋がることもありますが、経験上 スポットはコンビニの近くや地下鉄駅構内に多い気がします。
地下鉄構内では繋がっても、地下鉄に乗っている間には切れてしまうことが多いのですが、2018年を目標に走行中も途切れることが無いよう改善される予定です。
~いかがでしょうか?
これ以外には、Wi-Fiスポットのあるカフェで パスワードを入力して利用する等も出来ます。
私は韓国のスマホを使っていますが、それでも外に出ると公共空間のフリーWi-Fiに繋がらないと使えないので不便を感じることがあります。
ソウルにお越しの際Wi-Fiの為の準備もされて、是非ストレスフリーでWi-Fiの利用を楽しんで下さい(*^^*)
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