
ソウルの公共交通を利用するには、共通して使えるプリペイド式「T-moneyカード」が便利ですが、地下鉄に限り、普通の切符のように乗車の度に目的地を選んで運賃を払う「1回用カード」があります。(バス、タクシーはT-moneyカードを使用しなければ 現金払い等になる)
「1回用発売&チャージ機」でカードを購入する時、一番最初の画面にある言語選択で「日本語」をタッチすれば言葉の面では大丈夫ですが、目的地を選ぶ方法が何種類かあるので、今回は1回用カードの購入方法について説明していきます。
1回用発売&チャージ機
最初の画面はこのようになっています。まず「日本語」選択からスタート!
1回用カードを購入する為には「初乗り専用」(一番左)か、「目的地の選択」(左から二番目)を利用します。どのような方法で進めて行っても「支払い金額決定」画面は共通になりますので、最後に説明しますね。
以下、支払いに至る前までの、計6種類の方法になります。
初乗り専用(1350ウォン)
「初乗り専用」は、基本運賃(1350W)で乗れることが分かっている場合に使います。基本運賃は10kmまで適用。地下鉄駅の間隔は、おおよそ1kmと思っていれば目安になるかと思います。
「初乗り専用」をタッチすると、降車駅を選択すること無く、すぐに支払金額決定の画面に変わります。
目的地の選択(5種類)
「目的地の選択」をタッチします。
次の画面で、すでに2種類の選択方法が出て来ます。
①「駅コード検索」は、各駅固有の番号を入力して「確認」を押します。アルファベットは国鉄の駅番号に付いています。例として “240”(新村)を入れました。
②「駅名検索」では、例えば2号線をタッチすると、
このように 2号線の駅名が並んで出て来ます。“シンチョン” をタッチします。
ところで、この画面の右下に「路線検索」とあるのが見えます。ここをタッチすると…
更に3種類の方法で 目的地を選択できるようになります。
③「駅番号の検索」では、地下鉄・国鉄の全ての路線図上に駅名の代わりに 駅番号が出て来ます。乗り換え駅では1つの駅に幾つか番号があります。
④「駅名検索」では、路線図上に全ての駅が駅名で出て来ます。
⑤「号線別検索」をタッチすると、このような画面に変わります。ここでも2号線を選択してみます。
すると 2号線のみの路線図が、各駅で乗り換え可能な線といっしょに大きく出て来ます。目的地をタッチします。
支払金額の決定と支払い
これまでご紹介した方法で目的地が決定されると、すべてこのような画面に変わります。
「一般」か「子供」の下にある該当枚数をタッチします。“一般1枚”にしました。
すると、合計金額が表示されます。基本運賃は1350W、カード1枚につき保証金500Wが加算されるので、合計金額は1850Wになります。
支払いは、操作画面の下にある挿入口(赤枠)に現金を入れます。紙幣と小銭が使用可能。領収書が必要な場合は「領収書発行」をタッチします。カードは緑枠の部分から出て来ます。
おつり、領収証は この部分の下にある取出口から受け取れます。
保証金払い戻し機
下車した駅で使用します。赤枠の部分に使用済み1回用カードを挿入すると、緑枠の部分からカード保証金500Wが戻って来ます。取り忘れないようお気を付け下さいね。
~いかかでしょうか。
いろいろな方法があることで、親切過ぎてかえって複雑になってしまっているような気もしますが、状況に応じて購入しやすい方法を見つけてご利用下さい。
😀 プリペイド式「T-moneyカード」の紹介は こちらをご覧下さい☆
😀 「T-moneyカード」の購入から払い戻しまでは こちらをご覧下さい☆
😀 「ソウルの地下鉄の乗り方」はこちらをご参照下さい☆
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