「ソウル未来遺産」テジカルビ元祖店やカフェも!~麻浦・西大門8店☆

「ソウル未来遺産」に選定された数多くの物の中から、グルメ店をご紹介していますこのシリーズ! 今回は、麻浦区と西大門区の8店です。

未来遺産ということは、今までも長く営業されて来た店(老舗)であり、これからも大切に保存して行こうという市民の思いが込められた店でもあります。

麻浦というと 元々美味しい店がたくさんあるイメージですが、西大門(新村)にも学生街らしい選定店がありましたよ。

 

 

 

店名のすぐ下の年代は、開業年代/未来遺産選定年。続けて選定理由(保存の必要性)と補足説明となっています。

それでは、どうぞ~!!

 

 

 

 

麻浦屋(マポオッ)

 

▶1949年/2014年

▶開業から現在まで、3代継がれている由緒あるソルロンタン専門食堂。ソルロンタンを好む人なら大抵誰でも知っている店です。

(写真引用 MANGOPLATE)


▶住所
ソウル特別市 麻浦区 龍江洞 50-13 2階
(麻浦区 土亭路 312)

▶電話番号 02-716-6661

▶営業時間
7:00~22:00
年中無休

▶メニュー例(W)
ヤンジソルロンタン 13000
チャドルタン 21000
モドゥムスユッ(小) 28000

代表メニューであるヤンジソルロンタンは、新しく煮出したスープと煮直したスープそれぞれに、牛の四肢と胸、ともばら肉を入れ、温度と時間を変えて交互に煮出し合わせた、香ばしく濃いスープが特徴です。この店では、牛肉以外の物は一切添加せずにスープを取ることが原則。

このスープに厚く切った肉がふんだんに添えられて出て来るので、新鮮な肉の味をそのまま感じることが出来ます。他にチャドルタン(ともばら肉入りスープ)、茹で肉(スユッ)も人気があります。

ミシュランガイドソウル・ビブグルマンにも選定されました。

 

 

 

駅前会館(ヨッチョンフェグァン)

 

▶1962年/2013年

▶開業から現在まで3代家業を継がれているこの店は、ピンデトッ状に焼いた独特なプルコギ料理を開発してメニュー化した大衆食堂として、食文化史と民俗生活の側面から保存価値が高いです。

(写真引用 MANGOPLATE)


▶住所

ソウル特別市 麻浦区 塩里洞 173-21
(麻浦区 土亭路37キル 47)

▶電話番号 02-703-0019

▶営業時間
月~金 11:00~22:00
土日 11:00~21:30
休憩時間 毎日15:00~17:00
旧正月・秋夕の前日と当日休み

▶メニュー例(W)
パサップルゴギ(単品) 30000
テナガダコ炒め(単品) 45000
パサップルゴギ定食 15500
テナガダコ定食 15500
タコビビンバ 11000
セットメニュー(3~4人前) 100000前後
駅前会館HPメニューページ(写真&英語有り)

代表メニューは、この店が独自に開発したパサップルゴギで、ノビアニ(너비아니)という宮中焼肉料理を変形させた物です。

パサッ(바삭)とは、水気の無い状態を表す言葉。(日本語みたいですね) プルゴギ味に味付けした牛バラ肉を薄くのばした物を 強火でパリッと焼き上げていて、炭火の香ばしい香りは逸品です。

ミシュランガイドソウル・ビブグルマンにも選定されています。

 

 

 

麻浦チンチャ元祖(ウォンジョ)チェデポ

 

▶1955年/2013年

▶開業から現在まで、同じ地域で2代家業を継がれているテジガルビ専門食堂で、テジガルビ・ソグムグイ(塩焼き)・コッテギ(豚の皮)という料理を初めて導入した食堂です。

(写真引用 1,2枚目 식신)


(写真引用 Google地図)

▶住所
ソウル特別市 麻浦区 孔徳洞 255-5

(麻浦区 麻浦大路 112-4)
※大通り沿いにも大きく看板が出ていますが、入口は店を通り過ぎてすぐの路地を入った所にあります。

▶電話番号 02-719-9292,6358

▶営業時間
10:30~24:00
年中無休

▶メニュー例(W)
テジガルビ(豚カルビ) 13000
ソグムグイ(塩焼き) 14000
コッテギ(豚の皮) 7000

他に、牛の腸(ホルモン類)などいろいろな部位があります。にんにくを使ったソースを作り、初めてコッテギをタレに付けて食べる食べ方を始めたのもこの店です!

店名中の、チンチャウォンジョ(진짜원조)とは “本当の元祖”の意味。似たような(紛らわしい)名前の店が多くてこのようにしたとのこと。また、チェデポ(최대포)のチェは苗字、テポは一杯飲み屋、居酒屋です。(대폿집)

 

 

 

延南ソ食堂(ヨンナムソシッタン)

 

▶1953年/2013年

▶開業から現在まで、同じ地域で2代家業を継いでいるカルビ専門食堂。カルビ食堂の元祖格の店で、当初は新村の道端にテントを張って 立ち飲み屋からスタートしました。立って食べるという固有の食文化を作り出し、今や外国人たちも好んで訪れる名所として、保存価値が高いです。

(写真引用1,2枚目 MANGOPLATE)


▶住所
ソウル特別市 麻浦区 老姑山洞 109-69
(麻浦区 白凡路2キル 32)
※住所は麻浦区ですが 新村エリアにあります。

▶電話番号 02-716-2520

▶営業時間
火~日 12:00~20:00
※肉が無くなり次第閉店

▶メニュー例(W)
牛骨付きカルビ(1人分150g) 15000
2人分から注文可能

開業当初、座って食べる時間の無い労働者たちの為に考え出された立ち食いスタイルが、今まで引き継がれて来ました。

化学調味料を一切使わない醬油ベースの薬味調味料に漬けた、牛カルビのみを提供しています。毎日売る分の新鮮な肉をその日の朝に味付けしており、柔らかい肉質を維持するため、下ごしらえの段階で 筋や腱などの固い部分はすべて取り除きます。

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練炭のドラム缶の周りを囲んで立って食べる雰囲気に加え、ご飯・キムチ・サンチュ等は提供されないので、必要なら持ち込んで食べるというのもまた独特です。(飲み物は有り)

 

 

 

トギㇽパンチッ(ドイツパン屋)

 

▶1952年/2016年

▶創業から現在まで、4代家業を継ぎ運営されているパン屋です。

(写真引用 MANGOPLATE)

▶住所

ソウル特別市 西大門区 延禧洞 132-20
(西大門区 延禧路11ギㇽ 22)

▶電話番号 02-324-9717

▶営業時間
6:00~22:00

▶メニュー例(W)
各種パン 2000~

メディアの宣伝や特別な外装の飾りは無くても、歳月の跡が残っている店です。同じ場所で長いこと営業を続けて来た秘訣は、何よりも健康を最優先したパンを作っていること。

良質な小麦粉を使う上に、発酵にイーストを使わず、干しブドウを2回茹でた煮汁で熟成させた天然発酵生地で焼かれています。また パンと馴染みにくい豆などの材料も入れて作られています。

食パン、あんパン、そぼろパン等の昔懐かしいパンたちは、この店が基本に忠実なパン屋であることをよく表しており、パン屋を純粋に “パン屋” と呼べる、数少ない店の一つと言えます。(※店内で座って食べることは出来ませんが 食べ物関係の店としてピックアップしました)

 

 

 

トッ茶房(トッタバン)

 

▶1971年/2014年

▶開業から現在まで、同じ場所で3代営業を続けているコーヒーショップであり、新村一帯の時代的な様子を見せてくれる場所として、管理と保存が必要です。

(写真引用 MANGOPLATE )


▶住所
ソウル特別市 西大門区 滄川洞 31-4 トッスリビル 8階
(西大門区 延世路 36)

▶電話番号 02-363-1222

▶営業時間
月~土 10:00~24:00
※ただし1,2月は~23:00
日 11:00~23:00
※コーヒー類のラストオーダーは 閉店2時間前です。
旧正月・秋夕の前日と当日休み

▶メニュー例(W)
コーヒー類 5500~
ティー&ドリンク類 6800~
ケーキ類

音楽喫茶としてスタートし、長いこと大学生(特に延世大学の学生)の出会いの場やディスカッションの空間として活用されて来た、新村の小さな名所です。

店名は今も “トッスリタバン” としてよく知られていて、トッスリ(독수리)とは鷲(ワシ)の意味。延世大学のシンボルです。

実は 1990年後半に多く現れ始めたコーヒーショップチェーン店に押されて営業難に陥り、2005年に一度廃業。2013年に今のビルの8階で “トッタバン” (독다방) と店名を短く略して営業を再開した際には、昔を思い起こさせるような雰囲気よりも、現代的な雰囲気の空間を作りました。

勉強し、考え、ディスカッション出来る場として活用できるように、本が置いてあるトッパン(독방)、休憩空間のスバン(수방)、ディスカッションルームのリバン(리방)の3つに 構造が分かれています。外のテラスから新村の街を一望するのもグー。

 

 

 

ミネルバ

 

▶1975年/2015年

▶新村で最初に出来た焙煎コーヒー専門店で、新村一帯のカフェの先駆け的存在ともいえる 伝統ある店です。当初は延世大学の大学院生が開業し、現在2代目に引き継がれています。

(写真引用1,2枚目 MANGOPLATE)


▶住所

ソウル特別市 西大門区 滄川洞 13-26 2F
(西大門区 名物キル 18)

▶電話番号 02-3147-1327

▶営業時間
月~土 11:00~22:30
日 12:00~22:00
第1日曜休み

▶メニュー例(W)
各種コーヒー 5000~
ティー各種 5500~
プレーンベーグル 5000(コーヒーと一緒に注文時1000引)
ケーキ 5500~

1970年代に学生だった人たちの話によると、窓にカーテンが無くなったこと以外、カウンターの姿や陳列棚、木の天井、壁、格子窓等、すべてが当時のままだと言います。テーブル、椅子、電灯も、出来る限り元の姿を維持するように努めています。

店内に流れるクラシック音楽を聴きながらのコーヒー1杯に、古い本を手に取って読むような余裕がこの店の “趣”。

また、サイフォン方式で煎れるこだわりのコーヒーも、創業当初から今まで変わっていません。すっきりした味で風味豊かです。(同じコーヒーを2杯注文すると テーブルでいれてくれます)

 

 

 

トンスルチッ(トン居酒屋)

 

▶1961年/2016年

▶開業以来現在まで、同じ場所で2代継がれている焼肉専門食堂です。地方から上京した創業主が 宝くじに当たったお金を資本金にして、ドラム缶テーブル3つの立ち食いカルビ屋からスタートし、今に至ります。

(写真引用 1枚目 식신)

(写真引用2,3枚目 DININGCODE)

▶住所
ソウル特別市 西大門区 渼芹洞 171
(西大門区 統一路 107-4)

▶電話番号 02-362-3048 

▶営業時間
月~土 11:00~24:00
日祝 11:00~23:00
旧正月・秋夕の連休休み

▶メニュー例(W)
テジガルビ(1人分 250g) 10000
テジモッサル(首肉)(1人分 200g) 11000
サムギョッサル( 〃 ) 11000
※2人分から注文可能

味付けされたテジガルビは 開業以来の専門メニューです。梅の実の汁を使って5日間漬けた肉は柔らかくつやつやしています。肉メニューの甘い薬味調味料と、味付けコチュジャンの組み合わせが、この店の特徴です。

毎朝早くから牛の尻尾を茹でて客を迎える準備をしており、スープが無くなると店を閉めるという原則を今まで守り続けています。(昼間はチゲなど他のメニューも有り)

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管理人: ピンナ

私は今、韓国のソウルに住んでいます。

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