
「マボンリムハルモニトッポッキ」(마복림할머니떡볶이) ――トッポッキ鍋を食べに、久々にトッポッキタウンに行って来ました。
今や韓国のどこに行っても、当たり前のように食べられているトッポギですが、
元をたどると、この店の名前になっている「マ・ボンリㇺおばあさん」が考えて、売り始めたのが最初なんだそうですよ!
そんな新堂洞トッポッキタウン “元祖店” の食レポです(*^-^*)
マボンリㇺトッポッキの最寄駅は、2・6号線「新堂(シンダン)駅」です。
⑦番出口でも行けますが、⑧番出口から向かう方が、より分かりやすいと思うんです。
⑧番出口を出るとすぐ、中央消防署が見えるので、その手前の道を左に入ればOK!
消防署を右手に見ながら直進しまーす!
すると間もなく、「新堂洞トッポッキタウン」の看板が出て来ます。
そして、お目当ての「マボンリㇺ(마복림)トッポッキ」は、このゲートの左手1軒目!
絶対に見逃すことはありません(笑)横に長いお店です。
↓韓国のグルメバラエティ番組でも取り上げられたようです。(私この番組けっこう好き♡)
夕食の待ち合わせまで少し時間があったので、通りを歩いてみました。
↓「アイラブシンダンドン(I LOVE SINDANGDONG)」も、いろんな味のトッポッキや、ライブ演奏、カフェなどが楽しめる名所的な店です。
↓あら、この辺りの看板には、トッポッキとタッパル(鶏のアシ)が並んで書かれてます。タッパルもあるのね~
トッポッキタウンと言っても、道の両側にあるトッポッキ屋さん合わせて10軒ほどの、小さな一角。
(店がずいぶん減ってしまったんですよね…)
↓こちらは、通りの反対側の入口です。
さてさて~~18:00に友達と会って、「マボンリントッポッキ」に入店でーす!
残念ながら、店内の写真撮影は断られてしまったのですが(涙)、スペースは広くて、席数は結構あります。(後で調べたら180席あるそう)
平日の夕方、お客さんはそれほど多くなく、ほとんど韓国人でした。
メニューは、「トッポッキセット」オンリー!!
2人分(13000W)~4人分(22000W)と、人数の違いだけです。
↓ ↓ ↓
セット内容は、韓国の餅・練り物(オデンと言われる物)・ラーメン・チョルミョン(煮るとツルッとなる麺)・揚げギョーザ。
この最初の組合せは、変えることはできません。
有料でそれぞれを追加することが出来、お好みでその他のトッピングとして、玉子・チーズ餅・チーズ・野菜もあります。
ちなみによぉく見ると、前は、玉子も基本セットに入っていたのに、無くなってしまったみたいですね(^^;)
あとは、鍋の後に〆の炒めご飯や、おにぎりも注文できます。
2人セットを注文しました!!
↓ ↓ ↓
キャベツやネギなどの野菜もいっしょに入ってます。
火を入れると・・・
↓ ↓ ↓
ヤンニョム(合わせ調味料)が行きわたって、だんだんそれっぽくなって来ました~!!
しかし…トングもお玉も渡されず、フォークで混ぜるしか(^^;)
水気はどんどん煮詰まってくるので、“まいっか” と各自のフォークでつつきましたが。考えてみると、箸も無かったな~
(後でメニュー写真を何気に見たら、箸はセルフで取りに行くと書かれてました…)
どんどん火が入っていきます!
ラーメンが食べごろになったら、食べ始めのサイン☆
取り皿は、ステンレス製。とにかく、かしこまり感は一切なく “庶民の食堂” っていう感じです。
あ、写真の右上にちらっと見えている↓たくあん(タンムジ)も、市販の豆腐パックみたいな物で、
食べる時は、上のシールをペリッとはがすようになってます(^^;) おかずは、これだけ。
お味は・・・まぁごく普通のトッポッキですね。それなりに辛いですけど、辛過ぎるわけではありません。
この日ちょっと胃の調子が良くなかった私でも、大丈夫だったくらいなので。
それにしても私、この店5年ぶりくらいだったんですが、相変わらず火を入れてもギョーザが硬い~(苦笑)
ギョーザと言うか、ほぼ皮だけっぽいんですけどね…。
↓店の所々にエプロン(アッチマ 앞치마)が掛かっているので、赤い汁がはねても大丈夫なように自由に取って使います。
友達も私も、あまりたくさん食べる方ではなく、次の予定(カフェでデザート)もあったので、追加トッピングも〆の炒めごはんも無しで終了しました~!
おいしく頂きましたが、このセット内容で、一人 6500ウォンてどうでしょう?
屋台(普通3000ウォン)よりも、具があれこれ入ってはいますけど、お餅も数えて分け合うような感じで多くはないです。
ゆで玉子が入っていればもう少しお得感があるのに、そこはちょっと残念かな~(←だから削ったんでしょうけど…)
ただ何と言っても、腰を落ち着けてゆっくりできるのは、屋台には無い良さですよね!!
お酒も置かれてますし、席がたくさんあるので、たとえ混んでいても、せかされることも無さそう?
美味しいトッポッキをお腹いっぱい味わうというよりも、雰囲気かしらね。
↓時間も、午前中から、夜遅くまでやっています。
↓トッポッキタウンは、改めて地図で見るに5.6号線「青丘(チョング 청구)駅」からも行けます。
そしてちなみに、新堂洞駅側(マボンリントッポッキ側)のあの大きいゲートの足には、「ソウル未来遺産」の認定盤があります。
これは、このストリート自体が、近現代の庶民の生活に根付いた価値ある物であり、100年後にも残すべき大切な遺産とされている証です。
一番栄えていた時期には、この一角に、トッポッキ屋さんが 40軒ほどあったそうですよ。
トッポッキ鍋も、今は小洒落た雰囲気の店が出来たり、必ずしも新堂洞でしか食べれない物ではないですけれど、
韓国トッポッキ発祥の地「新堂洞トッポッキタウン」で、一度味わってみるのはいかがでしょうか。
▶マ・ボンリㇺハルモニトッポッキ(마복림할머니떡볶이)
▶住所
(中区 茶山路35キル 5)
▶電話番号 02-2232-8930
▶営業時間
平日 9:00~24:00
土日祝 9:00~25:00(翌1:00)
第2・4月曜定休
旧正月・秋夕の前日&当日休み
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